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有名建築が登場する映画紹介「ブレードランナー」

 

1982年に制作されたSF映画の金字塔である映画「ブレードランナー」に私が尊敬する建築家フランク・ロイド・ライトが

設計しましたエニス・ブラウン邸が主人公デッカードの自邸として登場します。

 

このエニス・ブラウン邸は1923年にライトによって設計されたテキスタイルブロック住宅の一つで正方形のブロックに

幾何学的な模様が掘り込まれた重厚なデザインが特徴です。

 

近未来を舞台にした「ブレードランナー」は工業デザイナーであるシド・ミードが構築した独特の世界観が本当に

素晴らしいのですが、エニス・ブラウン邸はこの世界観にとてもマッチしていました。

 

「ブレードランナー」はSF映画史に残る傑作として知られておりますが、その内容からあまりメジャーな作品という

扱いではないので知らない方も多いかもしれません。

 

しかも当初劇場公開されましたバージョンと監督の意向を反映したディレクターズカット版、

さらにディレクターズカット版を編集したファイナルカット版など多様なバリエーションも存在するため、

なかなか分かりずらい作品になってしまっております(^^;

 

「ブレードランナー」をまだ観たことがない方は物語のナレーションが入っている

「劇場公開版」が分かりやすいのでお勧めです。


もしご覧になられてこの作品が好きになった方は「ファイナルカット版」を見て頂くとより深くこの作品に浸れると思います。

 

簡単に物語を。


2019年のロサンゼルス(もう今の時点で近未来ではなく過去になってしまいましたが・・・)
植民地惑星から逃亡してきた人間と同じ外見を持つ人造人間「レプリカント」たちを

レプリカント専門の捜査官「ブレードランナー」のデッカードが追跡を開始するが・・・

 

原作はフィリップ・K・ディックのSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』

 

監督は「エイリアン」を撮ったリドリー・スコット。


出演はハリソン・フォード、ルドガー・ハウアー、ショーン・ヤング

 

アクションシーンあり、濃厚なドラマあり、そして素晴らしい世界観の映像の数々を堪能できる素晴らしい作品ですので、
是非興味がありましたらご鑑賞頂ければと思います。