今年は梅雨が長引き8月に入ってやっと梅雨が明けました。
が・・・梅雨が明けたと思ったら今度は災害級の猛暑が連日続いています。
本当に暑い(;'∀')
私は趣味で休みの日には必ずランニングをするのですが、
朝7時台に走っても気温は27°以上・・・直射日光があたる場所ではかなり厳しい暑さです。
走っていると樹木や建物などの日陰に入る時があるのですが、
直射日光があたる場所とくらべると体感温度が全然違うんですよね。
実際の温度もかなり違いがありますが、
あらてめて夏の時期の直射日光をいかに遮蔽するかが大切であることを感じました。
この考え方を今の住まいに置き換えてみてましょう。
戸建てに住んでいる方、マンションやアパートに住んでいる方、みなさんに共通する事なのですが
東西南の窓から日中に日射が直接室内にガンガン入ってしまっている方もいらっしゃると思います。
この時期の日中の日射が直接室内に入ってくると室内の温度はどんどん上がって行きます。
これは当ブログでも以前お伝えしましたが、窓・・・特にガラスは建物の中では断熱性能が低い、
もう少し分かりやすくお伝えしますとガラスは熱を通しやすいんです。
そのため35°以上の猛暑の日中の日射がガラスにあたり続けると、断熱性能の弱いガラスから
熱が家の中にどんどん入ってきてしまい、室内の温度を上昇させてしまうのです。
そうすると・・・冷やしても冷やしても外の熱がどんどん入ってくるので冷房効率が落ちてしまい、
最悪の場合熱中症になる恐れがあります。
その状態は先ほどランニングをしている時に日陰がない、直射日光が直接あたる道と同じ状態です。
そこに樹木や建物のような日陰を作ってあげれば、気温も下がり涼しく感じるようになります。
そこで、日射が入ってくる東側、西側、南側の窓に、
できれば外側に日射を遮蔽できるものを設置して下さい。
ホームセンターなどで購入できる葦簀やシェード(布製など)、
ガーデニングや家庭菜園が好きな方は緑のカーテン(窓の上から地面までネットを張ってツタ系の
植物を伸ばします)を利用して外側から日射を遮蔽します。
なぜ、外側なのか?
熱を通しやすい窓のガラスに直接日射があたると室内に熱がどんどん入ってきてしまい、
内側で日射を遮蔽してもガラスから入ってきた熱がジワジワと室内に入り込んできてしまうのです。
そのため熱を通しやすいガラスに直接日射があたらないように外側に遮蔽できるモノを設置する方が
確実に効果があるのです。
コロナがまだまだ収束せず、ご自宅で過ごす時間もまだまだ増えていると思います。
この猛暑の中で暑さを我慢してはいけません。
熱中症は命に関わる恐ろしい症状です。
しかも気がついた時にはかなり深刻になっている可能性も十分あります。
災害級の猛暑が続くこの時期をしっかりと命を守って少しでも快適に過ごせるように、ぜひ実践してみて頂ければと思います。