今回は一年前に当ブログでお話させて頂きました今お住まいの家の断熱性能を向上させるためにはどうすればよいか?
を今年も寒い季節に入りましたのでもう一度お伝えしたいと思います。
11月になり関東でも朝晩はかなり冷え込むようになりました。
リビングがなかなか温まらない、廊下やトイレ、洗面所やお風呂が寒い、頭は暖かいけど足元がすごく寒い・・・
などこれからどんどん冷え込んでいく冬場の「寒さ」でお悩みの方も多いと思います。
このブログで『断熱性能』の大切さをお伝えしておりますが、この『断熱性能』は冬の寒い時期が一番実感すると思います。
『断熱性能』が高い家と低い家ではまったく世界が違います。
『断熱性能』が高い家は外の気温が低くても家の中が少しのエネルギーで暖かくなるためとても快適に過ごすことができます。
新築住宅はいろいろな材料や工法を選択できるため『断熱性能』を向上させやすいですが、
では今もうすでに住んでいるお宅はどうなのか・・・・
もちろん、今お住まいの家をリノベーションして『断熱性能』を向上させる事も十分可能です。
どこまで断熱性能を向上させるかによって予算が変わってきますが、
①家全体を断熱改修する
②よく使用する部屋(1階のLDK+廊下+洗面+浴室+トイレのみなど)を断熱改修する
③断熱性能の低い場所だけを改修する
上記の3パターンが考えられます。
①>②>③という順番で予算が上がりますので、どこまで改修するかを決める事から始まります。
①と②は技術的な設計と工事が必要になりますので、もし今①と②の内容をお考えであればご相談下さい。
また近くのリフォーム会社にお問い合わせして頂いてみても良いと思います。
※その時はちゃんとその会社が断熱改修工事を行った事があるかどうかを確認して下さい。
まったく行った事がない、またあまり断熱改修に興味のない会社ではしっかりとした工事が出来ない場合があります。
③の断熱性能が低い場所のみ改修するという方法は実は簡単に施工できます。
それでは③の方法について次回ご説明したいと思います。